ロリポップ!データベースとは?

ロリポップ!レンタルサーバーのデータベースとは?

ロリポップ!レンタルサーバーではデータベースの利用が可能です。こちらのページではデータベースの種類と利用ができる料金プラン、MySQLデータベースの使用容量、MySQLデータベースのバージョン、MySQLデータベースの形式、MySQLデータベースの作成をおこなう必要がない場合、必要がある場合についての説明をおこなっています。

 

データベースが利用ができる料金プランとデータベースの種類

ロリポップ!レンタルサーバーの場合、料金プランによってMySQLデータベースが利用できないプランがあります。そのほかのデータベースの種類についても記載をおこなっています。

  1. データベースを使用する場合に別料金が発生することはありません。データベースの利用料金についてはレンタルサーバーの料金に含まれています。
  2. 例えばエコノミープランを契約しMySQLのインストールをおこなって利用できないかと考えたこともありますができませんのでご注意ください。料金プランは安いに越したことはありませんがMySQLを利用したWordpressやCMSの利用は拡大しています。
エコノミープラン ライトプラン スタンダードプラン ハイスピードプラン エンタープライズプラン
MySQLについて 利用不可 1個 2020年までは30個でしたが現在は50個 2020年までは70個でしたが現在は無制限(作成数に制限がないということです) 無制限(作成数に制限がないということです)
SQLiteについて ロリポップ!レンタルサーバーの場合は全プラン利用不可
MariaDBについて MariaDBはMySQLから派生したものです。一部のレンタルサーバーではご利用ができます。ロリポップ!レンタルサーバーの場合は全プラン利用不可
postgreSQLについて 一部のレンタルサーバーではご利用ができます。ロリポップ!レンタルサーバーの場合は全プラン利用不可

MySQLデータベースの使用容量について

レンタルサーバーにもよりますが1個のデータベースの使用容量に制限がある場合(サクラのレンタルサーバーなど)があります。ロリポップ!レンタルサーバーの場合は1個のデータベースの使用量に制限はなく、制限があるのはディスク全体の使用量という概念で、各料金プランのディスク全体の単位「Webデータ、データベース、メール」を合計をしたものという説明になっていますのでMySQLデータベースを利用した情報量が多いサイトの運営も可能です。

  1. ライトプラン 200GB
  2. スタンダードプラン 300GB
  3. ハイスピードプラン 400GB
  4. エンタープライゼスプラン 1.2TB

以下はこちらの使用例です。rewarding-rim.com以外にもサイトは複数運営をおこなっていますので全体の使用容量が230MBとなっています。

 

MySQLデータベースのバージョン:数字について

MySQLの最新バージョンは2021年4月24日にリリースされている8.0.25です。ロリポップ!レンタルサーバーでご利用できるMySQLのバージョンは5シリーズの5.7(2022年度4月30日)の利用が可能です。

最新バージョンの導入については不具合が発生する場合もあります。不具合が生じるとデータベースの利用をおこなっている関係ユーザー全員に問題が起きる可能性もあります。そのため問題がない場合は導入される傾向にあるようで時期が遅れます。

  1. WordPress:ロリポップ!で簡易インストール可能(要件 | WordPress.org 日本語)に記載がされてある動作環境:2020年4月30日付けの確認:MYSQLバージョン 5.7 以上
  2. EC-CUBE:ロリポップ!で簡易インストール可能(ECサイト構築・リニューアルは「ECオープンプラットフォームEC-CUBE」)に記載がされてある動作環境 2020年4月30日付けの確認:MYSQLバージョン 5.7 以上(詳細:5.7.35まで動作確認済み)(InnoDB必須)
  3. concrete5:システム動作要件 :: Concrete CMS Japan 日本語公式サイト (旧 concrete5) (concrete5-japan.org) 2020年4月30日付けの確認:MYSQLバージョン5.7以上(InnoDB必須)

MySQLデータベースの形式について

ロリポップ!レンタルサーバーでご利用ができるデータベース形式はMyISAM / InnoDB(イノデービー)です。上記のデータベースのバージョンで紹介をおこなっている動作環境の一部に(InnoDB必須)という記載がありますがWordpressはもちろんのことCMSではInnoDBの利用が推奨されている場合が多くあります。

InnoDB(イノデービー)はデータベース管理システムであるMySQLとMariaDB[1]のためのデータベースエンジンである。2010年のMySQL 5.5.5のリリース以降、MySQLの既定のテーブルタイプとしてMyISAMに取って代わった[2][3]。MySQL ABが配布している全てのバイナリに標準搭載されている。MySQLと使用できる他のデータベースエンジンに対する改良点として、PostgreSQLに似たACID互換のトランザクションに対応していることがある。また、外部キーもサポートしている。(これを宣言的参照整合性という) InnoDB – Wikipedia

InnoDBストレージエンジンは、オープンソースソフトウェア企業のInnobase社が開発したストレージエンジンであり、高い堅牢性とMVCCによる高い並列性を兼ね備えており、あらゆるアプリケーションに対応出来る人気のストレージエンジンとなっている。InnoDBはメディア障害時の更新ログによるリカバリもサポートしている。

また、InnoDB登場以前から搭載されているMyISAMストレージエンジンも
検索が高速であり、更新よりも参照の頻度の高いWebアプリケーションなどで活用されている。全文検索が利用できるのも、MyISAMの利点である。

以前はMyISAMの方が高速であると言われることが多かったが、InnoDBの性能改善が進んだことから、高速性を求めるためにMyISAMを利用するということも減ってきている。

MySQLデータベースの作成をおこなう必要がない場合、必要がある場合

データベースを利用する際にデータベースの作成をおこなう必要が必ずあるというわけではありません。

ご自身でデータベースの作成をおこなう必要がない場合

ロリポップ!レンタルサーバーのWordpressの簡単インストールもしくはEC-CUBEの簡単インストール等をご利用される際にデータベースの選択で新規作成を選んだ場合はご自身でデータベースを作成する必要はありません。新規作成を選択された場合、データベース名は不規則な名前で付けられますが自動でデータベースが作成されます。

ご自身でデータベースの作成をおこなう必要がある場合の例を以下でご紹介しています。

  1. ロリポップ!の簡単インストールを利用せずにWordpressをご自身でインストールされたい場合
  2. ロリポップ!の簡単インストールが利用できないCMSをインストールしデータベースと連動させたい場合
  3. ロリポップ!の簡単インストールを利用する際に、ご自身で名前を付けたデータベースを利用されたい場合(データベースの削除をおこなう際にデータベース一覧から名前を探す際にわかりやすくはなります)

 

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